パソコンメガネが欲しいほど目が疲れ易い人へ

パソコンメガネ虚々実々

数多くの方がパソコンメガネ或いはPCグラスを買われたかと思います。

なにか効果があり目が楽になりましたか？

実際に目のトラブルで当店ご来店の多くの方々がパソコンメガネでなんの効果もなかったという声が多い。光学的原理のブルーカットの効果は、分からないでもない・・・しかしそれほど効果があるとは思えない。

強いて言うなら眼前で眼鏡をかければ風防効果でエアコンによる乾燥した空気に対するドライアイに多少効果はあると思う。僅かなブルーカットがどの程度の効果があるか？

問題と対策は、一時の熱病みたいな流行だった。最近ではあまり聞かない。パソコンメガネは一体どこへ行ったのだろう？

眼鏡を販売する専門の目からしても余り効果ないと思う。業界の雀（すずめ）の話では、ただの気休め。問題の核心から遠いブーム・アイテム。

パソコンメガネが欲しい人をこれまで当店で検査し大別すると、原因は・・・・

１）遠視
２）斜視
３）近視の過矯正
４）ドライアイ等

などが主因だった。

これらの問題は、やはり視力検査が優先されるべき問題だった。パソコン・ディスプレーからのブルー光が異常に眩しく感じる場合、アデノウィルスなどの感染症で角膜が荒れた場合、斜位・斜視などの眼位に異常、白内障や緑内障が原因の場合があり眼鏡で解決しようとするより先に眼科で診てもらう方が正しい手順になる。

「ただまぶしい」だけで大丈夫だろうと放置してはならない重篤な眼病予兆の場合がある。

３０分以上PC作業が出来ない、肩がこってしかたない、目の奥が痛い、集中できない・・・などあれば、先ず電話してみてください。

よくこの様な状態を「眼精疲労」と片付ける方が多いですが、眼精疲労のひどいものは突然目が見えなくなる「ブラックアウト」一時的な失明体験があり一度体験するとトラウマや恐怖心で怯えている場合を見ることがあります。目を休めてしばらく休むと、もとに戻る場合が多いです。

間に合わせの◯リナミンなどのお薬で一時的に解決しても、根本解決になっていない場合が多い。

正しく目にあった眼鏡を適正に使うことが最善の解決策。

ご相談承ります。