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運転免許視力検査【実施例】強度近視不同視 度数差約11.00ディオプター 不等像視はなかった

2017年5月2日

奈良県 65歳 女性

運転免許更新時の視力検査用眼鏡

黄斑円孔 網膜剥離 運転免許視力検査にパスしたい。

 眼科や眼鏡店で断るか諦めるように言われた。生活環境上、車が使えないと生活が成り立たず困惑しネット検索で当店を知り、藁をも掴む思いでご来店。使用中のハードコンタクトレンズはS-12.75で片眼使用、眼鏡は両眼ともs-4.50ではボケて見えにくく、それでもなんとか日頃片眼コンタクトレンズだけで運転。内斜視を持つが、日常生活でプリズム矯正のない状態、コンタクトレンズの両目使用は辛くて使えないということからもプリズム矯正が必要なことが当初から推測された。
 両目の視力をそれぞれ上げハッキリ見えるように成ると、内斜視に依るズレが顕著に感知され違和感が増幅される。調節可能であればしばらくして調節できれば良いが、調節出来ない程度であれば眼痛や頭痛を引き起こすことがよく知られているとおりである。
 視力矯正後、強烈な度数差により、いささかでも重量から眼鏡がずれ下がれば望まない上下プリズムが容易に生じ見えにくく成ったり悪くすると頭痛の原因に成る。したがって当初1週程ガラスレンズでプリズム矯正などを網羅的な装用テストを行い様子を見た上で可能な限り最高視力が出る度数に抑えプラスチックレンズに切り替えた。
 レンズ加工においてユーザーメリットと加工精度のため、度数がこの程度に成ると計画したプリズム矯正のレンズ中心はガラス加工用のレンズブロッカーが【投影式】のためレンズの精度が劣るためどうしても納得できない。
 ユーザーのために高精度レンズレンズブロッカー使用のためにはプラスチックレンズしが対応できない。そのためレンズメーカーに無理を言い協力を得て強度レンズ発注し納得の行く眼鏡制作に至れることが可能になった。
 なお下記写真で分かるようにガラスレンズの外周部に生じる見苦しい渦は、ガラスレンズ外周研磨でも出来なくは無い。しかしユーザーが女性であり、ガラズレンズ総重量25g程度で万有引力がもたらすズレ下がりが避けられず。
 いささかでもズレ下がりが生じれば連動して発生する上下プリズムはユーザーに頭痛等の副作用をもたらし看過できない。加えて装着時のユーザーの美観=レンズ渦を消すレンズ外周部コバ鏡面研磨の容易さなどから、あっさりつまらないコスト意識を捨てる高価な1.9屈折ガラスレンズは破棄した。このようなケースにおいてガラスレンズはユーザーメリットがない。
右 裸眼視力 0.05    矯正視力 0.6 X S-5.75C-0.75A35
             内斜視 ベースアウト 5.50⊿
左 裸眼視力 0.05以下 矯正視力 0.8p X S-16.00C-2.00A105
             内斜視 ベースアウト 1.00⊿
両眼視力 0.7
不等像視(頭痛の原因に成る): チェックしたが大きな差視が生じていなかった。距離感など融像視が出来ていた。
PD: 60.5mm    眼鏡総重量 14.3g(ガラスとの比較で11g軽量化)

 

強烈な度数差 – 360 spin プラスチックレンズ

 右と左で強烈な度数差があるにも関わらず、さほど厚みさが目立たなくなっているのが分かる。コバ研磨によりレンズ外周部が透明なためである。ユーザーはメガネを掛けた途端、軽いという言葉の後、鏡に映る自分の目が小さく見える違和感が少ないという言葉を発していた。
 強い度数矯正の場合、レンズの口径を必要最低限に抑えることはいろんな点でメリットがあるのが上記のスピン映像から理解できるであろう。
 見た目フレームが細く弱々しく見えるだろう。しかし十分な強度を持つ素材のフレームである。

ガラスレンズ

 ガラスレンズ
ガラスレンズ取り付け後
ガラスレンズ取り付け後

頭蓋骨の歪み 調整 (頂点間距離を守る)

上部からの撮影
上部からの撮影
眼鏡ツルが片側によっているが、頭蓋骨の歪みを反映し意図的に歪めた。
斜め上方からの撮影
斜め上方からの撮影

前傾角調整

前傾角調整
前傾角調整
 ユーザーの耳の位置が少し水平線より低い。適正な前傾角を維持するため鎧部分での傾斜強く傾けてある。フレームはこのような調整が出来ることが必要であるが、フレームメーカーのデザイナーはあまり知らず、無駄にガチガチに調整できないフレームを作っているケースがよくある。
右左で生じたレンズの厚みさ
右左で生じたレンズの厚みさ

 

プラスチックレンズ

レンズの厚み
レンズの厚み
加工直前
加工直前

レンズ重量 7.1g + フレーム 7.2g 合計14.3g

レンズ取り付け後
レンズ取り付け後
コバ研磨していないガラスレンズに比べ、コバ研磨されたレンズはレンズの渦が生じていないのが分かる。
上下からのレンズ厚み比較
上下からのレンズ厚み比較
レンズ中心シールを貼った
レンズ中心シールを貼りユーザー確認を行っている

 

高圧縮ガラスレンズが常に薄いとは限らない(同一フレームに合わせた同一形レンズ)

加工の自由度が高いプラスチックレンズの場合
1)レンズ外周部鏡面研磨が可能である。
2)特殊な面取り加工が可能である。
高圧縮ガラスレンズが薄いとは限らない
高圧縮ガラスレンズが薄いとは限らない

 

 





 

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