ダブって見える-2
遠くは内斜視 近くは外斜視
ご来店時、両眼を開けると強い違和感がある(殆どの場合両目を開けていられない)ため片眼を 眼帯使用していた。
目の向ける眼外筋の麻痺のため、遠くは内斜視、近くを見るときは外斜視という状態。
要するに目の眼球運動に障害があるため、遠くも近くも目を開ければ違和感が強く視点が合わず見難くい状態。
短期で突然このよう見え方になった場合、以前の見え方と顕著に異なる為、個人差はあるが眼帯をしなければならないほど辛い場合が多い。
目的(見る距離)に応じ、それぞれ異なるタイプ即ち外斜位用と内斜位用の眼鏡を調整する必要が生じていた。
遠用
右 1.2X S-0.25;C-1.75 A90 基底外方 1.50⊿
左 1.2X S+0.25;C-1.75 A90 基底外方 1.50⊿
瞳孔間距離 67mm
近用
右 S+2.25;C-1.50A90 基底内方 2.50⊿
左 S+2.75;C-1.50A90 基底内方 2.50⊿
瞳孔間距離 64mm
出来上がり状態
結果
見えていた像のダブリがなくなり、遠くは「遠く用」、近くは「近く用」それぞれの眼鏡で見えるようになった。
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