眼鏡を掛けても-夜歩けず-よく見えない
ユーザー
大阪府(高校生) 女性
主訴
眼鏡を掛けても夜歩けずよく見えない、自転車に乗ると倒れる、日中よく転ける。遠くも近くもよく見えない。10cm位まで接近しないと文字が読めない。
母親の話「来店まで最寄りの殆どの眼科や眼鏡店に行ったが、測定できない、眼鏡は作れないと言われネット検索で当店を知り、一縷の望みを掛け来店」
来店時掛けていた眼鏡度数
右 矯正視力 0.2 X S-5.00C-1.00A33
左 矯正視力 0.2 X S-6.50C-0.75A164
瞳孔間距離 : 68mm
両眼遠見視力 0.3 、近見 10cmまで接近してようやく文字が読める
当店測定
目的
近視進行防止目的、遠くと近くがよく見え学業に支障のないように
利目
左
矯正度数
右 裸眼<.05 矯正0.8 X S-6.50C-1.00A20
近見加入+ 0.88
BO 7.00⊿
左 裸眼<.05 矯正0.8 X S-6.75C-1.00A160
近見加入+ 0.88
⊿ BO 7.00⊿
瞳孔間距離 見掛け 68㍉
瞳孔間距離 56㍉
両眼矯正視力
1.2
前眼鏡との違い
屈折度数はほぼ従来のものとは変わらないが、大きく異る点は内斜視矯正で大きく見え方の改善が有った。
矯正後
今まで、物の見えた位置と実際にある位置が大きく異なり、宙を捕まえるようなことがほとんどだった。新しく作った眼鏡を掛けると見た位置に物がある。今までの眼鏡と全く違う、目が楽、ほんとうに違和感なくよく見える、ぜんぜん違う!
立体視
立体視検査の結果、両眼視で距離感が生じている。
後書き
当初、当店検査で内斜視が検出され、母親に3~6歳の頃弱視治療をしたか聞いたところ、「弱視と言われたことがなく最近になって初めて眼鏡を作ろうとし最寄りの眼科・眼鏡店など訪れるも作れないと言われ、たまたま安売りチェーン店で作ってくれたのでメガネを掛けさせているが、この眼鏡では遠くも近くも見えず、特に夜自転車に乗れず、日中歩いていても転ける事が多く困り果ていた」とのこと。
単純な屈折矯正では弱視に似たような感じで充分な視力が出ず、強いプリズム矯正後漸く両眼視で0.8程度で有ったが、完成後手渡し前の検査で再度両眼視力を測定したところ1.2pの視力がでた。
また極端に接近しないと読めなかった文字が3~40cm離して読書ができることを確認、近見両眼視力 1.0
またバターフライテスト(立体視検査)で近見立体視が出来ることを確認。後の定期点検でどの程度まで視力が出るか定期継続検査を予定。
ユーザーは見えにくいため運動不足の状態にあった。今後よく見えるようになれば支障なく運動出来ることを期待。
コメント