光過敏症 中学2年生
最初母親が娘さんがPCなどを見てまぶしがる為ご相談に来店され、弟さんと共に眼科検診を受けているが、角膜の異常など感染症などなく長らく見え方と頭痛で苦しんできた。眼鏡制作し改善した事例。
主訴
中学校放送部でPCなどを扱うが長期間眩しくて堪らない、画面が白く輝いて見え時々頭が痛い。
視力検査
利目
右目
屈折度数
目的 常用
右目 裸眼0.4 矯正視力 1.0 X S-0.75
左目 裸眼0.6 矯正視力 1.0 X S-0.50C-0.50A45
瞳孔間距離
遠用=59.0
中心座標(フレーム上)単位ミリ
右 中心より29.0 高さ 21.0
左 中心より30.0 高さ 19.0
フレームバランスはユーザーと保護者確認により決定
検査過程
使用中の近視性眼鏡は眩しいとのことでレンズ光学中心の狂いを検出したが、両眼視機能検査で斜位は認められなかった。屈折度数を改め不足する左目乱視矯正後、まぶしさの改善があるか様子を見た。
しかし依然まぶしいという反応のため、ブルーカットコートレンズに更にブルーカット波長域を拡大した着色レンズを装着テストしたところ「まぶしさ」が消失するという確認後、受注し眼鏡製作。装着写真は次の通り
写真
眼鏡装着後一週間後の撮影。

光過敏症対策レンズ装着
レンズ特徴
ブルーカット真空蒸着コートに加えブルー域を410~440nmまで着色により減光幅拡大(20nm拡大)した新レンズ採用、色調は他人から見られて奇異に感じない、サングラスと思われない程度の色調と濃度。写真の通り。
使用後1週間後
ユーザーの反応 「今まで悩まされてきた眩しさと頭痛が無くなってよく見える。」
コメント