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子供メガネ買う前に一読! シリーズ2

2016年3月24日

子供 メガネ買う前に一読! シリーズ2

【実施例】 3000円メガネ買う前に一読

安売りメガネを買う前に是非(ぜひ)一読

お母さん同士、今度眼科で眼鏡を掛けなければと・・・

それも弱視治療用メガネであった。

これは悲しい実話。

子供の一生を安いメガネで台無しにしないで!

眼科で処方箋を貰って、どこで買おう?お母さん同士井戸端会議

「あそこのメガネ屋激安よ! レンズとフレームセットで3000円均一だったわ」

「安いから・・・たすかるわね」

分らず約一年使って眼科へ検診に行って メガネ見るなり・・・

検査員「えっ!」(絶句)

「処方しなおしますからすぐ作り直してください」

「ここへ行ってください、キチッと作ってくれますから」 筆者(^_^;) ・・・

要するにレンズ中心が合っていず、他のこと何もかも全てデ・タ・ラ・メ!

中心が合わないことを軽く考えないで下さい。

先ず写真みて、知らない人は何とも思わないかもしれません。

でも失うものが対価3000円では、余りにも大きすぎる!

見た目何ともなく見える

子供の目にうっすら涙か?

このようなメガネをかけた子供見かけないですか? 時々電車で、このような掛け方をした子供を、僕はよく見つけます。心配になります。 気易く調整してやりたくなることも叶わず。

下手に声をかけるわけにも行かず。見殺しでいいのか・・・

大変なことが起こってる!

実はこの子の目には、大変なことが起こっている・・・分ります?

写真見ただけではわからないかもしれません。

遠視性の弱視治療でこんなデタラメ。

恐らく大人であれば、目を回すか目が痛くて一時(いっとき)もかけていられない。

実はそれが現実にこの子の目で起こり、この幼い子が耐えている。

普通大人であれば、違和感(いわかん)で直すことも可能である。

子は親が与えるものを信じ掛けている。

度数の強いレンズは、良く見えるその一方、作り方使い方を誤ればこの危険が裏腹であると分っていただきたい。

何故危険なのか以下説明します。

掛けているメガネは、

1)超弾性金属を使用したフレーム

2)耳かけ部分にズレ防止用のシリコンラバーストッパーが使われている

 

問題点

1)超弾性金属を使用しても線材が細く柔らかすぎて、形状を保つことができないフニャフニャ、子供メガネとしては全く適さない。

2)耳かけ部分に使用されたズレ防止のシリコンゴムのストッパーは、調整技術(ちょうせいぎじゅつ)を持たない素人が思いつくガラクタ!その場凌(しの)ぎのオモチャ。

調整放棄(ちょうせいほうき)する全く雑なものです。

これが原因で連動しメガネの高さの左右バランスを壊し、結果レンズ中心を狂わせ、とんでもない上下斜位を生じ、子供に苦痛を及ぼしていた。

このシリコンゴムの悪玉ストッパー、いつでもどこでも常にこれと同じ問題を巻き起こしています。絶対に買わない・使わない!

このメガネの度数 右 S + 5.00 左 S + 1.00 遠用PD:56mm

眼科処方箋の基本的大前提(きほんてきだいぜんてい)

目にレンズ光学中心が合うこと 上の写真みて分かるようにレンズの中心は、目に全く合わされていない

レンズの目に及ぼす悪影響

見ている位置で生じているプリズム度数を測ってみた。プリズム度数とは、モノをずれて見させる度数 1プリズムディオプターは、1m先のところで像を1cmズレて見させる力量 ベースとは、基底、すなわち三角形の底を表し目に対し△の底が下に位置すること、下方だからダウンと表す。

右目に ベースダウン5.00⊿プリズムディオプター
左目に ベースダウン0.75⊿プリズムディオプター

この場合両眼視しているのであれば右と左の間で生じた差は、
5.00-0.75=4.25⊿プリズムディオプター が
メガネを掛けると目に生じる計算となります。

どのようなものか?

これは1m離れたところのものを目で合わせる調節力(ちょうせつりょく)がない時、右左の目で4.25cm高さが違うものを見ていることになる。

さらに遠くを見れば高さは増幅され2重にモノが見える人為的(じんいてき)な上斜視(じょうしゃし)を強要する結果になっていた。

この状態は、眼外筋に強い緊張と負担を加えることになり、一般的には目や目の奥が痛く感じられる。

どんな苦痛か知りたい方は、ご来店いただければ。

体験させていただきます。簡単に考えるような違和感ではなく、かなりすごい事が起こっていました。

この状態を放置すると、この安物メガネにより子供の目に後天的斜視を形作る原因になります。

このような度数の利用

余談ですが、我々が斜視検査で使うフォングレーフェの検査法で、わざと一つの丸い指標を上下に分離させ一時的に水平斜視測定で使う大変強いプリズム度数がこの度数なのです。

測定のため一時的に像を分離させる事の出来る強い度数です。

この子の場合、ものを一つに見なければ日常生活は出来ないわけですが、可哀そうに、この憎むべき害悪極まりないメガネを訳も分らず無理して約1年もの間使ってきた。

こんな眼鏡を掛けて学業が可能か?ぶしつけながら母親に聞いたら、可哀そうに、学業は不振。

原因は、明らかに、この3000円メガネにあった。

今でもきちんと正しいメガネを作れば間に合う低学年、なにとぞこののち勉強ができますように・・・祈るばかりです。

後日、定期点検で聞いた話は、本を楽に読んだりできるようになった・・・
ということでした。

耳にかかる部分を見ていただきたい、愚(ぐ)にもつかないアルバイトか素人考えのメガネ屋がズレ落ち防止と称し販売する「メガネストッパー」、基本的な眼鏡調整(がんきょちょうせい)技術が無く、作業を放棄したものです。

このようなものを使わなくとも正しくフレーム調整が出来る従事者がいれば、余計なものを買わなくて済み、レンズ中心を目に合わせてもらえると思います。

まだある(怒)

前傾角(ぜんけいかく)

言い換えれば眼鏡枠の傾斜角(けいしゃかく)であるが、実装されたこのメガネは、上を向いている。本来前に傾くように傾斜がついていなければならない。全くの逆である。

頂点間距離

加えて、目とレンズ後面までの距離:頂点間距離は、右と左が不同で誤っていた。
このフニャフニャの超弾性フレーム顔の上で安定せず常に曲がりまくり中心が定位置に収まっておらず、子供が使うべきでない有害・欠陥商品であると結論づける。

次に眼科から連絡いただき、当店での眼鏡製作一部始終

先ず、メガネフレーム上(リム空間)の視線の経由点を、筆者は概略捉(がいりゃくとら)え、ユーザーにスクリーンを見させ、自覚(じかく)で中心位置が合っているか聞き微調整(びちょうせい)を行い(特許技術)正確にとらえ、中心座標を測定しレンズ加工機にインプットし、レンズ加工を行います。

前傾角 OK

少し上を向く癖に気づき、日ごろ使う視線位置を考えれば、眼鏡枠の前傾角はメーカー出荷状態では全く使い物にならないためこの程度まで傾斜をつけなおした。子供は小学校で常に下方向を向くことを考慮。

頂点間距離確認 OK

頭蓋骨(ずがいこつ)は、左右対称でないのが普通。これにより頂点間距離が左右同等に保てない。定法としてメガネフレームを頭蓋骨に合わせツルの開き具合(ぐあい)をワザと不揃(ふぞろ)いに調整。

手渡し直前、完成した眼鏡。レンズ中心にシールを貼り中心一致を保護者と本人確認。

以後、定期点検調整で光学中心を子供の目と一致するか?合わなければ調整を行います。

ビフォー&アフター

総括

具体的にどう変わったか比較

正面-vert
前傾角-vert
頂点間距離-vert

 

 





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