アドバイスを信じ我慢
ユーザー
京都府 男性 50代 事務職
主訴
眼科で時間とともに治る場合があるというアドバイスを信じ我慢してきたが当初と変わらず、改善の見込みが無さそうに思える。
右目を瞑って見ることが多い。パソコン作業がしにくく文字が見難い。 両眼を開けて見ることが辛い。
対策
中距離のパソコンから手元までの近業用 : 中近のメガネ
レンズタイプ
中近累進屈折力レンズ
度数
右 S-10.00;C-0.50 A45 BO(基底外方) 9.00⊿ 基底上方 3.00⊿ 加入+2.50
左 S-8.50;C-0.50 A120 BO(基底外方) 9.00⊿ 加入+2.50
見掛瞳孔間距離 64mm 実測値58mm
(略号説明 S=球面度数 C=乱視度数 AX=乱視軸 近用加入=近くを見やすくする老眼度数 瞳孔間距離=右目と左目の中心間の距離 BO:基底外方 BD;基底下方 BU:基底上方)
加工前のレンズ
一見して、なかなか手ごわい厚みのレンズに仕上がった。無論加工に失敗するリスクは、一般レンズの比ではない。
基底外方(内斜視)のため レンズは耳側にかけてかなり分厚い。
フレームは、当初より厚みの問題を考慮し必要最低限のフレーム選択。
レンズ加工後、フレームに取り付けた状態
フレーム両側に厚みがかなり分厚く出るため、はみ出してくる部分を「特殊コバ研磨」で35%ほど削り落とした。
像の映り方を見る
どんな見え方か? 逆にレンズを通してみた像の映りを見れば、どの程度のズレを矯正しているか見て知ることができる。逆に言えばこれだけの量のズレが目に生じていたことになる。大きな苦痛を強いられる毎日。
一般的にこのような見え方や異常を家族に訴えても、本人以外知る由もなく一人悶々と苦しんでいる場合が多い。
矯正後
ユーザーは両眼で見ることが出来るようになり、パソコン作業などが楽にこなせるようになった。
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