メガネ選びのポイント 【新聞記事協力】
レンズと目の中心を合わせる
集中力欠如は眼鏡に原因あり
眼鏡を買うときに重要なポイントがレンズの中心と両目の位置が合っているか。
店員の誘導や店舗の機械で合わせているが、実際には合っていないことが多い。
集中力の欠如や斜視を誘発するおそれがあるので要注意だ。
レンズと目の中心がずれると度数レンズは別の度数が生じ、左右の目で目標物がずれて見えることになる。
ずれた物を一つに見るようにすると眼球外側各6本の筋肉どれかに負担を掛ける。
この状態を続けると後天的な斜位もしくは斜視を形成する場合がある。
また一度ずれた状態に慣れてしまうと、以後その眼鏡以外を掛けると違和感を覚えるようになってしまう。
中心が合わない眼鏡は子どもらの勉強の集中力を乱し、落ち着きがなくなるなどの影響をおよぼす。
当初の小さな狂いが引き金になり、やがて強い度数の斜視になり、窓枠が二つに見えるなどの症状を誘発。
通常の屈折異常のレンズでは矯正できずプリズム度数の入ったレンズの眼鏡が必要となる。
しかし眼鏡店ではレンズの中心をどこに入れるか測定しないで作ることも多い。
独自の方法で目とレンズの中心を合わせる検査を行う店舗もあるので、入念にチェックしてくれるかどうかをサービスクオリティーの一つとして判断することも必要だ。
中心が合っているか簡易チェック
①メガネを掛けて2~3㍍ほど離れて 線か点を見つめる。
②片手を眼前にかざし、左右の目に移動させ、見比べる。
③上下の高さがずれるかどうかチェック。
右左の目で 目標物がずれる場合、レンズの中心が目と合っていないことがある。
※裸眼でもずれる場合は、上下斜位の可能性もあるので眼科検診を受けた方が良い。
【取材協力】めがねのホシノ 大阪市生野区中川2-7-19 電話06(6756)8585
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