PC作業 １時間で仕事が続けられない

PC作業で目が疲れやすく肩こりなど １時間で仕事が続けられない 

ユーザー

大阪市内ご在住　33歳　男性

主訴

高校生の頃からなにか遠くがぼやけて見え、最近手元の文字が読みづらく近所の眼鏡店数軒回ってみたり数軒の眼科に改善を願い出たりしたが方策が全く示されない。PC作業で目が疲れやすく肩こりなどで１時間で仕事が続けられなくなってきた。何が原因かわからず得体の知れない見え方の悪さにほとほと困って説明のしようがない。頭痛と強い肩こりで困っている。　

使用中の眼鏡度数　（プリズム矯正なし）

0.8　X　S-3.50C-0.75A180

0.9　X　S-1.50C-0.75A180

瞳孔間距離　７１.０ｍｍ

測定結果

測定時視標が何故か自覚検査指標がユーザーの視野に入って来ず、測定は手探り状態。視標を見て答え方の理解が不十分なせいもあったのかとも思われる。

測定の結果、外斜視に上下斜視が生じた複合斜視であった。矯正当初違和感があり眼鏡に順応できるまで少し時間がかかった。その経過状況は下欄のユーザーレポートの通り。

ここに掲載する眼鏡はユーザーが他店で制作するもフレームがもったいない為レンズだけを入れ替えたものである。眼鏡の見え方に満足し安心できるので予備を別に一つ作ったものである。自分の目に斜視が有るとは想像だにしなかったという。

度数

レンズ設計図

外周部のレンズ厚み

レンズの厚み

レンズレイアウト

加工前のレンズとフレーム

取付予定のフレームとレンズ

デンマーク製のチタニュームフレーム（Air　Titan）、１ｍｍ直径の丸線を使用したフレームのためレンズの厚みは1.2ミリ余分に厚く制作したので別に制作したものより重たくなっている。

レンズ取付後のフレーム

上下プリズムの場合下の写真のように左右でレンズの厚みが出てくる場所が上端と下端で極端に異なる。

中心精密整前の撮影

ユーザーのプリズム眼鏡装着後の経過レポート（ユーザーから直接頂いたデータ）

現在ユーザーは、これまでと全く異なり、訴えておられた諸般の問題点はすべて解決されたと伺っています。

ユーザーの声

今まで悩んでいた問題は解決し、苦労していた仕事は問題なく長時間作業にも耐えられ、よく見えるようになった。