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超強度近視 S-18.50 内斜視 10.00⊿ たったの 17.2g

2018年7月22日

 超強度近視 S-18.50 内斜視 10.00⊿ たったの 17.2g 軽量 強度近視眼底

超強度に加え苦しい複視を改善した事例。

旅行先で久しぶりに「空の星を見た」「空が低く感じた」「よく見える眼鏡に感激」

強度近視にまつわる問題点

超強度近視に複視が生じてきた。その視力改善事例。強度近視のユーザーの場合、悩むポイントはおおよそ次の4点に絞り込まれる

強度近視眼底

1)レンズメーカーの度数制限で作れるかどうか

小生の編み出した手法で度数が不足する場合更に強い度数で対応することが出来る

2)レンズの厚みと重量

このケースの場合は屈折率の高いレンズ基材を使用しレンズを採用したが。レンズの厚みを小さくする手法はできるだけ小さなフレームを選択ち、レンズ光学中心からできるだけ小さな半径を描く形状に留意すれば低屈折率のレンズですらあまり大きな厚みを生じないかほぼ同等の厚みで済む。中心からの半径距離が大きくなる大きなフレームの場合、累乗的に厚みを増す。

3)レンズに生じるゴースト:渦による外観

上記の点を留意するとともに、レンズ外周部に生じる白い切削痕をそのまま放置すると、白い面がレンズ内部で反射し合いゴーストが生じるため、分厚いコップの底のような外観になる。この問題の解決方法は、切削された凸凹のあるコバ面を透明な面にする鏡面仕上げという手法で処理すればゴーストは生じにくくなり美観を保つことが出来る。

4)度数が合わなかった場合の作り直し

この問題はテクニカルな問題も含むが、ユーザーの持つ大きな心配事の一つである。この問題に対しては単に眼鏡をお渡しして終了する販売体制を我々は取っていない。どのような眼鏡も、特に特殊な度数と新しい試みを行う場合必ず装着後の様子を調査し点検を行う以外方法がない。ユーザーが合わないということは無条件ではないが素直に聞き入れ改善を試みる検査体制を整え、度数の合わない場合はレンズの作り直しを行っている。

アフターケアー

眼鏡手渡し後の定期点検を1週間後、その後1ヶ月後、3ヶ月後、以降は半年ごとの定期点検を行っている。少しずつ生じる中心の狂いをユーザーがわからない場合がある。これを補正し快適さを維持している。

基礎的なテクニカルスキル

これら上記の事を行うためのファウンデーションとして、我々は常に最新の情報と測定機器を具備しているが、これに加え長年の経験と知識が下支えになっている。

 

さて主題に戻り

主訴

兵庫県 50歳 女性 事務職

今年に入り急速に近視度数が進行、白内障の疑いを指摘されているが白内障手術は今しばらく避けたい。時々ものがダブって見えるようになってきた。

単に見え方も大切なポイントだが見栄えにたいする配慮を怠ってはならない。

使用中眼鏡の度数に対する考察

使用中眼鏡下記AとBのいずれも見えにくくなってきている。いずれも斜視矯正なし

A アセテートフレーム

右 S-10.00

左 S-9.75

瞳孔間距離 60.0mm

 

B ナイロールフレーム

右 S-14.00

左 S-14.00

瞳孔間距離 59.0mm

 

測定

疲れてくると複視があるとのことで斜視検査をした所比較的強い内斜位が検出されたので矯正。

対応日時2018/7/7
PG・目的遠用
利目【右左】
R=裸眼<0.05 矯正 0.9 X S-17.50
(R)⊿BO 5.00⊿
L=裸眼<0.05 矯正 0.8 X S-18.50
(L)⊿BO 5.00⊿
VA1.0p
PD遠用=見かけ 60.0 プリズム負荷後 57.0
右瞳位置27.5
右瞳高さ15.5
左瞳位置29.5
左瞳高さ15.5
フレームOrbit Pink O-424  
フレームサイズ43/23
レンズ1.74 非球面 紫外線・赤外線除去レンズ
加工条件面取り大

改善

強度近視に加えてコバ厚が耳側に生じるレンズタイプのため、厚みの生じる側の突出部を特殊面取りで削り飛ばし、レンズエッジで生じるゴーストで見栄えが悪くなるのを改善した。

様子は写真の通り。

 

選択されたフレーム
選択されたフレーム

 

レンズ取り付け後
レンズ取り付け後

 

レンズ厚概略
レンズ厚概略

 

ユーザー側から
ユーザー側から

ユーザーの声

だいぶ見やすくなった。疲れてみないとわからないが物がダブって見える複視はなくなっている。

旅行先で久しぶりに「空の星を見た」「空が低く感じた」「よく見える眼鏡に感激」





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