被検者がわかりやすいように 独自の工夫と改造

被検者がわかりやすいように 独自の工夫と改造

オートレフ

とは、一般に眼鏡店には様々な測定機を備えている。そのうちの一つ「オートレフ」は、測定される側がただ眼を開けていれば測定装置が一定の眼の屈折異常を自動的に測定する装置である。被測定者の屈折異常などを他覚的に測定すなわち赤外線などの目に見えない光線を目に送り込み目の屈折異常による反射する角度を正常な標準眼との角度差を測定する。旧来の測定機は感熱紙に測定結果をプリントアウトするだけでした。

当店に備える測定機は、最新のオートレフを使用しています。測定結果は単なる紙切れにプリントアウトされるだけでなく測定結果を測定装置に画面表示されると同時に測定結果が自動的にプリントアウトされます。測定時発射される青色の可視光線は、角膜の平滑度や曲率などを知るための光線、これを角膜に照射し測定(プラチドー測定)を行います。

これらの測定結果は、そのままでは絶対使えないただの参考値に過ぎず、正確な度数測定はこの測定結果を後述する「レフラクトメーター」に転送し「視力表」を熟練・知識を土台に使いこなし屈折矯正する度数を自覚検査により割り出す。

独自の工夫と改造

一般にこのような測定で検査する側は、自動解析された測定結果を検査者側は見れても、被測定者は見たり知ることができない。

測定された結果は、「インターネットに一切接続しない独立サーバー」に保存され、測定台に備えたパソコンモニターパソコンに保存された解析画像等を被検者やその家族が瞬時に検査結果を見ることができる独自改造が施されている。傍で気をもむ付添の家族の方にも測定結果をモニター画面で見せる工夫・改造である。

また、白内障等による水晶体混濁等を被検者やご家族の方につぶさに目視させ、後の眼科診察の参考にしていただいている。

ここで下記画像にたいする詳しい説明は、省くが、来店者がわかりやすいように口頭説明する参考にしている。

 

下記写真のような画像を見ることが出来る。

 

 

今、屈折異常で本人が見えている見え方をシュミレート(疑似的な見え方を表現)できる。「眼鏡なし(裸眼)だと・・・どんな風に見えているのだろうか?」  家族や保護者が知りたいことであろう。↓

 

 

 

別の水晶体混濁例

白内障等による水晶体の混濁等は、被検者やご家族の方に目視していただき後の眼科受診の参考にしていただいている。

 

 

検眼システム (レフラクトメーター)

装置は、「視力表」を使った自覚視力検査の度数を反映する装置である。一般には視力表を見るだけの目的用途のものである。それ以外、外の風景など見る目的は備えていない。オートレフの測定結果など、そのまま使えばお目目が痛い、参考値に過ぎない。

視力表を使わず「機械で測るだけで即座に眼鏡を作ってくれる」などと、喜んではいけない。相手は、命の次の大切なあなたの「視力」である。

視力表だけでは見え方に対するユーザーの確認や感じ方を視力表だけではそれでもまだ不十分である。度数による変化と見え方を具体的な外の景色などを見させられるよう改造を加え、度数の加減と感じ方の調整が可能である。

また使用している眼鏡を掛けたままでも度数の追加矯正を試すことが出来る。

 

 

 

上記測定装置の説明

左側の顎を乗せ測定する装置は「オートレフ」、被検者の屈折異常を他覚的測定(機械が自動測定)する装置。

 

右上のレフラクトメーターは、操作ハンドルで隠れ一つ見えていますが覗き穴は二つあり、普通は視力表の検査のために使用しますが本機は外の景色などを見ることができるよう改造されています。いったん視力表で測定された度数を反映し更に風景などを見させ被検者が満足する度数を調整、すなわち自覚測定装置(被検者の感性に合わせる)でテストする、一般名称は「レフラクトメーター」と呼ぶ装置。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました