【実施例190202】かなり強度の不同視弱視 5歳
大阪府 堺市 5歳男児
ご来店の動機 : 大阪府立母子保健総合医療センターのドクターにお薦め頂きご来店
弱視のタイプ : 不同視弱視 左右の度数差が2.00ディオプター以上を不同視と呼ぶが、このケースでは7.75ディオプターの差がありかなり注意を要する。保護者に問題点を説明済み。
度数
右 矯正視力 0.5 S-1.00C-1.50A20 (S:球面度数 C:乱視度数 A乱視軸度)
左 矯正視力 0.1p S-8.75C-1.50A165
瞳孔間距離 51.0 mm
左右の度数差 : S-7.75
眼鏡制作プロセス
アイポイント測定左目に斜位があり両眼視では変移するので、右眼遮蔽し左側を別に眼位測定。
写真である程度左右のレンズの厚み差を見ることが出来る。
加工前のフレームとレンズ
レンズレイアウト図
右レンズは弱い度数で普通の加工だが、左レンズは耳側に厚みが出るので特殊面取り加工を加え、見苦しいレンズの厚みが強調されないようツルっとした鏡面研磨を施した。
レンズ中心のズレ下がりを警戒し、最大3ヶ月毎の定期点検を実施継続中。
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