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黄斑変性・緑内障・糖尿病網膜症で読みにくい方へ。新しい選択肢

大射出瞳の単眼鏡で、読書の可能性にチャレンジ

試作単眼鏡の試用案内

今回、射出瞳を10mmに拡大した倍率2.8倍の単眼鏡が試作段階まで完成しました。

この単眼鏡は、

1)眼の位置ズレや眼振の影響を受けにくい

2)コントラスト低下があっても像が暗くなりにくい

3)拡大鏡より作業距離を確保しやすく、姿勢が楽


という特徴を持ち、従来の読書補助具では難しかった方にも新しい可能性を提供できると考えています。

■ 使用方法について
単眼鏡は 片眼視で使用 しますが、両眼を開けたまま自然な眼位を保てるよう、

首位眼に単眼鏡を装着し、反対眼にはフロストレンズを用いて、像を抑制しつつ光は入る状態に調整という方法を採用します。

これにより、片眼視の負担を軽減しながら、安定した視野で読書が行えるよう工夫しています。

また、緑内障で 下方視野欠損 がある方には、プリズムにより像を使える視野へ移動させる調整も行い、読書効率の改善を図ります。

■ 試用にご協力いただける方を募集しています
今回の試作単眼鏡は、
「読書をあきらめかけている方に、もう一度読む楽しさを取り戻していただきたい」という思いから開発を進めていたものです。

以下のような方は、ぜひ一度ご相談ください。

◯拡大鏡では読めなくなってきた

◯眼病が進行し、読書が困難になっている

◯新しい補助具を試してみたい

◯読書距離を確保したいが、従来のルーペでは難しい

◯緑内障で視野欠損があり、行送りがうまくいかない

試用は 完全予約制 で、視力・視野・コントラストなどの検査を行い、お一人おひとりに合わせて調整したうえで体験していただきます。

システムの概要

要素

評価

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片眼視+両眼開放+フロスト

眼位が安定し、片眼視の疲労が軽減。

単眼鏡2.8倍+射出瞳10mm

読書補助として非常に扱いやすい。

緑内障へのプリズム像移動

○〜◎

欠損位置に合わせれば効果大。

AMD・DRへの適応

コントラスト低下に強く、実用的。

単眼鏡(射出瞳10mm・2.8倍)のメリット・デメリット一覧

 

項目

メリット

デメリット

視線ズレへの強さ

射出瞳が大きく、眼振・固視不良でも像が安定

コントラスト感度

像が暗くなりにくく、網膜疾患でも見やすい

作業距離

拡大鏡より距離を確保でき、姿勢が楽

焦点深度が浅く、ピント調整が必要

倍率

2.8倍は読書に使える実用倍率の上限付近

視野が狭くなり、行送りが難しくなる場合あり

視野の安定性

眼位が安定しやすく、両眼開放+フロストで片眼視の負担軽減

片眼視のため、長時間使用で疲労しやすい

疾患別適応

AMD・DRに特に有効。緑内障にはプリズム併用で対応可能

緑内障の視野欠損が重なると読書効率が落ちる

補助具との併用

書見台・プリズム・行ガイドとの組み合わせで効果が高まる

単体では限界があり、環境調整が必須

 

■ お問い合わせ・ご予約
研究目的の試作機のため、費用はかかりません(検査料のみ)。
ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。

ただし、非協力的な態度・言動のある方や意思表示の出来ない方のご利用はお断りしています。

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