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複視(斜視)矯正現場より

片目で見たり斜視でいる方が楽に感じる

交代性外斜視術後の残余斜視矯正 よく斜視を持つユーザーから伺う話として、「片目で見たほうが楽だ」と言う、特にこのたびの問い合わせにみられる「片目で見たり斜視でいる方が楽に感じてしまいます。」と言う表現は目に抑制が生じ始めており放って置くと片眼抑制が固定化する恐れがある。片眼で見るということは、誰でも片目を閉じてみれば体験できる。片目で見ればたちまち距離感などなくなる。逆に斜視矯正する目的はそのような状態になりにくいよう防止する目的も持つ。
いろんな見え方の不都合に対応した眼鏡

複視 交通事故による後遺症 強い内斜視

複視消失、はっきりと鮮明によく見えるようになった。以前のように近くを見る時眼鏡をかけたり外したりせず、眼鏡のフロント部を跳ね上げることが出来るので便利である。
お目目とレンズの中心の話

大きな度数差 不同視

処方箋に書かれた通りに作れば眼鏡店の責任は逃れられるかもしれません。しかし処方箋には医師が期待し書かれていない不文律の守るべき点、言い換えると光学原理を解しそれに基づく眼鏡を作る責任のあるものです。6歳までお金で買えない限られた貴重な時間を浪費するだけに留まらず、後天的な上下斜視を招来する由々しい可能性がここに潜んでいます。
いろんな見え方の不都合に対応した眼鏡

PC作業 1時間で仕事が続けられない

高校生の頃からなにか遠くがぼやけて見え、最近手元の文字が読みづらく近所の眼鏡店数軒回ってみたり眼科に改善を依頼するが方策が示されずにきた。PC作業で目が疲れやすく肩こりなどで1時間で仕事が続けられなくなってきた。何が原因かわからず得体の知れない見え方の悪さにほとほと困って説明のしようがない。頭痛と強い肩こりで困っている。測定時視標が何故かユーザーの視野に入って来ず、測定は手探り状態で測定。視標を見て答え方の理解が不十分なせいもある。外斜視に上下斜視が生じた複合斜視であった。矯正当初違和感があり眼鏡に順応できるまで少し時間がかかった。その経過状況は下欄のユーザーレポートの通り。ここに掲載するフレームはユーザーが他店で制作するもフレームがもったいない為レンズだけを入れ替えたものである。眼鏡の見え方に満足し安心できるので予備を別に一つ希望され作ったものである。
可能性へのチャレンジ・この店どんなメガネ作れるん

強度近視眼底 s-18-50 と 内斜視-10-00⊿ 

今年に入り急速に近視度数が進行、白内障の疑いを指摘されているが白内障手術は今しばらく避けたい。時々ものがダブって見えるようになってきた。 強度近視眼底、超強度の近視に加え苦しい複視を改善した事例。当店に来られるまで数多くの著名大学病院や眼鏡専門店を回られ、うまく解決できなかったので当方で解決できるかどうか疑心暗鬼。結果は・・・旅行先で久しぶりに「空の星を見た」「空が低く感じた」「よく見える眼鏡に感激」
強度近視・遠視・乱視の実施例

S+18.00弱視の方必見、ウスくカルく

ハードコンタクトレンズを併用中だが眼鏡・コンタクトも十分な視力が出ず R=L 0.6 運転免許ギリギリでいつも免許更新時不安を感じてきた。現在使用中の眼鏡が古くなってレンズに傷などのため見えにくい、日常生活でよく見える眼鏡が欲しい。視力測定の結果 強い遠視性に加え内斜位を検出 右 S+12.00 左 S+14.00 内斜位 7.00⊿ 見栄えの悪いレンチキュラーレンズを避け、一般単焦点レンズで軽量化を極限追求 フレーム+レンズ総重量 19.7g
お目目とレンズの中心の話

米国の乱視処方

このような度数の差が大きい場合、命題として1)可能な限りレンズ光学中心をユーザーの見る方向に正確に合わせ、2)日常の使用で眼鏡がズレ下がらず中心の狂いが生じにくいいことにある。そのために必要なことは、眼鏡重量が可能な限り軽くしずれ下がらないようにしなければならない点にある。いささかでも目とレンズの中心が合わない、保護者等単純に眼鏡がずり下がっただけと見過ごされやすいが、ずれ下がれば容易に上下プリズムが生じユーザーは強い違和感を覚え、放置していると予期しない後天的な上下斜視を形成する恐れがある。
強度近視・遠視・乱視の実施例

薄さと軽さ・渦も立たず、見栄え良く!

眩しさを軽減するため、ブルーカットコートレンズ(20%程度減光)を使用 物がダブって見えるため垂直プリズム矯正を行った。 事務仕事による生活上近業が多いので、近見調節を加味したレンズを使用。

子供の弱視治療メガネ

子供メガネ 重量改善  25gを15gへ軽量化

使用中の眼鏡で視力向上が思わしくなく中心が目に合っているかご両親が不安になりご来店されレンズ中心を合わせるべく調整してきた。幾度か調整を行ったが、同様に使用中の金属フレームの強度不足と重量が25.0gと重たいためズレ下がり弱視治療に支障があると考えられ、意を決して眼鏡を当方で製作を新規制作した例。
眼鏡フレームについて

水中メガネ 

これからの時期学校で水泳の時間によく見えないので度数入りの水中ゴーグルを保護者が所望され制作した事例。水中メガネ場合少し度数を落とします。