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パソコン作業がとても辛い

2016年3月23日

 パソコン作業がとても辛い 

眼痛・頭痛・ひどい肩こり、時々ダブって見える 目が疲れ居眠りをしたくなる

背景

最近は、ご高齢の方ですらネット検索を楽しまれ今日生活必需品になりました。
ただその一方、仕事や業務で一日中パソコン画面を見る若い人や働き盛りの方が仕事の中で目の疲労・見え方の異常等で苦しんでいるケースがたいへん増えてきています。

これまで過去の対応事例から、当店でも売っていたPCグラスで、パソコン作業の目の疲れが取れた楽になったという話は、追跡調査(定期点検など)の結果、残念ながら効果は殆どありませんでした。

パソコングラス=PCグラスは、LED光源から出る強いブルー光線を減光する目的のフィルターレンズを光学利用するもので、白内障・緑内障・加齢黄斑変性症などの眼病由来の眩しさ=苦痛を防ぐには、かなりの量のブルー光を減光する必要があり、軽いブルー光線カットでは、いまいち解り難いものです。

PCグラスでは解決できない

ユーザーや私達も単純にパソコン作業の辛さをパソコングラスで簡単単純に解決出来れば良いのですが、おおよそこのようなパソコン作業の辛さの生じている問題点は、実は他に原因がある場合が殆どです。

PCグラスで失敗したからと諦めずつぎの観点から見直しされてはどうかと、述べてみます。 今までの原因と解決に至った順位で並べると

原因

1)屈折異常 (矯正度数の誤り)

2)眼位異常 (目の位置が明らかに異常でなくても潜在する斜視・斜位に起因するもの)よく聞く話として、「何処の眼鏡店で作ってもメガネが目にシックリ合わない」

3)ドライアイ (目の乾き)など

屈折異常(近視・乱視・遠視)の場合

近視の場合、オーバーコレクション(過矯正)すなわちメガネなどの矯正度数がマイナス側に強すぎたためパソコンなど50cmの位置に配置さたものなどを見るとき、一日中目に調節(目の中の毛様体を緊張させ目のレンズ=水晶体を膨らませること)を強いているため目(毛様体筋)が疲れやすい。有り体に言えば近視なのに眼鏡の度数が強すぎて遠視にされてしまっている。

遠視の場合、本人は遠くがよく見える良い目と自慢する程度の場合、遠視性の目すなわち目の玉が正視(正常な視力)より小さく、普段調節により遠くがよく見えているのに加え、パソコンなど50cmの位置に配置さたものなどを見るとき更に強い調節が必要で、暫くの間はなんとか出来ても時間が経つともはや調節しきれず目が疲れる。

このような場合、年齢的に40代までなら普通プラス度数のメガネを掛けて1.2程度の視力に矯正すると改善する。

乱視の場合、いまだ表現文字が「乱れた」目というイメージが強く(笑)ユーザーと素人眼鏡店で避ける傾向があるが複視という観点からは程度ダブル・ボヤケル程度の問題です。

乱視は目の網膜上どこにも焦【点】を結ばず、代わりにボケて見える焦【線】を結ぶが、この場合調節しハッキリ見ようとすれば目の中で焦線を結ぶ位置が乱視度数の分だけ前と後ろの位置2つ焦点を持つと考えれば分かりやすい。目は前と後ろの間どちらかの焦点に合わせようと調節するが、この調節を一日中壊れたオートフォーカスカメラのように調節を繰り返すために疲れやすくなる。

過矯正

この原因は、多くの場合素人でも測れるオートレフという測定機の測定値をそのままメガネに反映しメガネを作って渡すために生じやすい。言い換えると専門知識のある者が視力表を使い時間をかけて正しい屈折検査をしない、待っている間に作ってくれる粗雑なメガネ店で購入した事例に多く見られる。

またユーザーは、自分の目のタイプやどんな屈折異常であるか知っておく必要がある。またメガネの使い方も知る必要がある。

上記何れの屈折検査も丁寧な眼科・眼鏡店で時間を掛け測定すれば大きな失敗をすることは少ない。

眼位異常

眼位異常は、眼科・眼鏡店でも高度な測定知識と技能が必要な領域でどこでも可能とは言えない面がある。ユーザー本人に知識と情報があれば、問題解決に至りやすい面を持つが、一般的に今見えている状態に慣れている場合が多い。ぼやけて見える、肩こりがする、目が疲れやすい程度の問題として簡単に片付けたりしているケースが多い。

見分け方

片目を手で閉じるなどして鮮明に見え、両眼だとぼやけたり二重に見える(複視)のであれば眼位異常の可能性がある。

片目で複視がある場合、屈折異常や乱視の場合があるが、これ以外に片目でものが明らかに像が2つ3つに見える場合、詳しく眼科で精査して貰う必要がある。

ドライアイ

については各眼科のHP等で説明等あるので、それを参照されるか参天製薬の説明をリンクしておきます

分かり易くは、角膜上にある涙が不足或いは乾きやすいために、角膜上涙の層がなくなって目を乾いた状態言い換えると、車のワイパーを掛けるような状態、潤滑がなく、目が乾いているのにまぶたでこするなどして痛くなる症状。角膜は、涙で保護されているが、その涙の上にもう1枚水分の蒸発を防ぐバリアーの役目を果たす薄い一枚の油が覆って目の乾きを防いでおり、この油がなくなとドライアイになりやすい。

乾きを防ぐために目薬をひっきりなしに使うのも考えものである。

目薬と一緒に蒸発を防ぐバリアーの油を涙点から鼻へ飲み込まれ油が切れる・・・
油断の状態になる。ドライアイについては最寄りの眼科でご相談を

・・・ さて話は本題に戻り・・・

実例

ユーザーの主訴
得体(えたい)のしれない眼痛(がんつう)・頭痛・ひどい肩こり、見え方に違和感、時々ダブって見える、目が疲れ居眠りをしたくなる。

兵庫県 尼崎市 38歳 女性 PC作業

【電話相談】 2004年にレーシック術を受け強度

近視は、メガネを必要としなくなった。

しかし数年前より見え方が変な感じ、最近耐えられなくなり、長時間作業などができず転職すら考えている。眼位異常の自覚はない。

検査

米国21項目テスト斜視検査を含む測定器により検査

内斜位検出、両眼視は出来る

よく聞かれる質問

レーシックやコンタクトレンズで斜視矯正は?できません

測定結果

右 裸眼 0.7  矯正視力1.2  ×  S - 0.50 BO 5.25⊿
左 裸眼 0.9 矯正視力 1.2  ×  S - 0.25C- 0.25A150  BO 5.25⊿
利目 左

PD (瞳孔間距離)オートレフ値 61.0

プリズム矯正後  PD補正 58.0(プリズム矯正による瞳孔間距離は変位する)

一般的に斜視矯正でオートレフやPDメーターによる瞳孔間距離測定値(どうこうかんきょりそくてい)は、プリズム矯正後眼位変移(きょうせいごがんいへん い)するのでPD補正。

プリズム矯正の度数負荷を適切十分に行う為、アイポイントとも呼ばれる視線上(しせんじょう)に的確(てきかく)なプリズム度数を負荷(ふか)する必要がある。言い換えると目の中心とプリズム負荷された中心点を合わせないとプリズム度数は変わってしまう。負荷点が変位するとプリズム度数は、変化します。

どこにプリズム当量(とうりょう)を負荷(ふか)するか正確に測定し、後日度数補正や作り直しの時重要な情報となる。

眼鏡店がどういう加工をしたかわからない

実際、過去自分の経営する店であった例だが、一体眼鏡枠のどこにどの程度プリズム量を負荷したのか?作った本人が後で分からない頓珍漢なことであるがそういう例が多い。

眼鏡枠が歪んだりずれ下がるだけでこのようなプリズム度数は変化し、メガネの見え方を左右し見え方を替えてしまうケースがある。

アンデルセン童話

商品透明性が全くない=透明なレンズ

当然であるがレンズは透明、しかしよく考えていただきたい。透明という性能はユーザーに取ってわかり易いものでなく、言い換えると全く不透明なものである・・・アンデルセン寓話(ぐうわ)の「裸(はだか)の王様」

「悪賢い仕立て屋」との関係にならないように(笑) 常に気配りせねばならないと常に自分を戒めてることですが・・・

機械的に測定されるPDは、プリズム負荷するとPD(瞳孔間距離)は偏移します。

この変移量測定方法は、一応企業秘密(笑)ですので、方法については触れません。

機能性レンズでは、大きな問題になりうる

機能性レンズとは、遠近両用などの老眼(近見調節補正)に応じたレンズなど、遠くや近くが見えるという機能性を差します。このようなレンズは眼位輻輳言い換えると近くを見る時目の位置が内に寄る運動に合わせてレンズ設計がされており遠近両用レンズの場合など特にレンズにデザインされた遠用中心に正しく合わせないと、機能性を失う場合があるため注意を必要とします。

したがってプリズム矯正により眼位変化が生じた目の中心にこのような遠くを見たときの視線経由点を正確に捉える重要性は、このケースの場合にも言える。

レンズに機能性デザインにセットされた中心を的確に目に合わせなければ、目の自然な近見輻輳デザインに合わないと、大切なレンズの持つ機能性をユーザーは享受することができなくなる。

レンズ外周加工の説明

1)加工前のレンズ

加工前レンズ

普通のレンズであればレンズは同心円の円形である。

このようなプリズム矯正目的のレンズの場合、メガネフレームに合わせ出来るだけ薄く軽くするために別の工夫(くふう)を行わないと想像もつかないぐらいレンズは分厚くなり重量が重たくなる。

レンズ重量が増すことは、眼鏡がずれ下がる第一要因になるのと、レンズの透明性をある程度減じる結果につながる、そのためにレンズを可能な限り薄く軽く作る必要が生じる。

そのためには旧式の「口径コバ厚指定」と言う陳腐な方法ではもはや役に立たず無論普通にある既成の丸いレンズではなく、フレーム形状とユーザーの多様性に富む眼位測定によりコンピュータによるレンズ設計を行ってレンズメーカに製作依頼し製造する時代である。

レンズは研磨段階で容赦なく不必要な部分を、削り飛ばし上記写真のように変形したレンズが仕上がる。これはレンズの出来上がりを軽量化し後の取り回しや外観を良くする目的を持つ。

生産指示(せいさんしじ)は、今日人を介さずオンラインで直接生産ラインに伝えて作られている。

加工目的のフレームと眼位測定(がんいそくてい)した模擬(もぎ)レンズと外周加工対象のレンズ。

枠レンズ

レンズ測定機側の加工条件入力済み画面

加工機1

受信側加工機側、測定加工データ転送後の画面

加工機2

レンズを加工機にブロック

加工機3

両眼のレンズ加工を終えフレームに取り付け レンズ外周は鏡面研磨済み
取り付け後1

斜め横方向からの概観

取り付け後2

出来上がり、お渡し前。 レンズとフレームを合わせた総重量、23.6g
完成

このようなプリズムレンズは、旧式の望遠式レンズメータでは測定してももはや中心を特定できないレンズの外側はるかにに光学中心が存在する。

最近のレンズメーターも機種によりプリズム度数の測定範囲が弱度までのものがある。

当方は20.00⊿プリズムディオプターまで正確に測定可能。

長年本業に従事して、今日の技術革新は、隔世の感があります。(=^・^=)

ただしまだまだすべてが自動化できているわけでもなく、間に人の知識・技能などが必要な分野です。

最終確認(ユーザーの目で確かめる)

手渡し時、ユーザーが必要とするプリズム付加された地点を「レンズ中心」とし中心チェックシール(特許)を貼り、ユーザーの目で合っているか?ご自身の目で見て確かめます。

又言いますが、アンデルセン寓話の「悪賢い仕立て屋と裸の王様」の関係は、ユーザーの目で見る商品透明性を以て、断ち切っています。

ほぼどなたの印象も、「こんな測定や確認方法は初めての経験」だと言われますが、程度小生の持つ特許による知的財産権が一部に及びます

殆ど何処も作ったメガネの核心になるレンズの中心確認=品質は眼鏡屋の手で立証されず闇雲に手渡されているのが現実です。それを人は店の信用で片付けますが、中心が目とあっているかユーザーの目で直接確認する事こそが商品透明性です。

ただしほとんど誰もやっていません。

使用後ユーザーの声

1週後点検、その後の1ヶ月目点検で、ポロッと・・・
いつの間にか肩こりに気づかず、肩こり無くなっていた。

一時は、転職も考えたが無理なく長時間のパソコン作業が行えるようになり、目も楽になりよく見える・・・

とのことでした。

同様のケースをよく目にしております。電話相談を随時受け付けていますので遠慮無くお問合せください。 このようなプリズムは、検査・実装し確かめることが出来ます。

簡単に言いますが、実は難しいことなのです。





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