【実施例】遠近両用眼鏡（累進屈折力眼鏡）遠視性乱視

正面からの撮影　瞳孔位置の確認　（フレームが全体に少し右寄り）

見えにくい主因は外斜位

「どこの眼鏡店で作っても見難い」場合、加齢変化は単純な老眼だけとは限らない。斜視に起因する事が意外と多いがあまり知られていない。少し高度な両眼視機能検査により解決する。

大阪市内ご在住　60歳　男性　会社役員

遠くが見難くなった　以前のようにハッキリ見えない。

両眼視機能検査で外斜視検出、矯正後遠くと近くははっきり見えるようになった。

右　矯正視力　1.2 × S + 2.75C – 1.00A75 加入 + 2.50 　基底内方 BI　0.50⊿
左　矯正視力　1.2 × S + 2.75C – 1.00A75 加入 + 2.50 　基底内方BI　 0.50⊿
瞳孔間距離：64mm

（略号説明　S＝球面度数　C＝乱視度数　AX＝乱視軸　近用加入＝近くを見やすくする老眼度数　瞳孔間距離＝右目と左目の中心間の距離　BI：基底内方　外斜位）

レンズ後面から角膜頂点までの距離　少し離れすぎている