2016-12

いろんな見え方の不都合に対応した眼鏡

長年の苦しみ モノが2つ見える 上下斜位と外斜位

ユーザーは、長らくコンタクトレンズを使用してきた。コンタクトレンズは視線方向にプリズムの生じにくい度数矯正にも拘らず強い外斜位と上下斜位が生じていた。コンタクトレンズは、斜視矯正は不可能である。コスト面や利便性から遠近両用を希望されたが・・・ 1)左右の度数差が大きいため、遠くを見る遠用中心から12~14㍉下方部を使用し見る遠近両用レンズでは左右間で約5度の差がありプレンティスの法則に依るプリズム度数が上下に6.00⊿のズレが生じ、近見30cmであればその約3分の1程度に減じられるとしても見ようとする文字は、上下にダブり目に強い違和感が予想され、なおかつ上下斜位を助長する結果につながるため、詳しく説明し遠用と近用を別に持つことを勧め遠用と近用の2個作ることにした。
遠近・中近・近々の両用

目とレンズ中心があっていない

一度斜位が生じてしまった目に合うレンズ価格は一般価格と比べて高く、専門知識経験を持つ技術店で別注レンズを購入するということになってしまいます。
お目目とレンズの中心の話

遠近両用レンズ中心の不一致例

遠近両用レンズ中心の不一致   中心が合わされていると信じていたユーザーの掛けている遠近両用眼鏡のレンズ中心が合っていない事例、稀なケースではない。 何故このようなことが  「レンズメーカー=信頼」ではない。信頼は、単純にいろんな宣伝を行う...