【実施例191225】物がダブったりボヤケて見える 複合斜視
大阪市 都島区 78歳 男性
主訴
テレビがダブって見えたりボヤケて見え不快。遠くもそうだが日常生活に支障がある。どこで診てもらっても合わせてもらえない。日常生活を楽にできる眼鏡が欲しい。
測定結果
斜視に関し:見かけ上 極端な眼位の異常は認められないが、片手で目を閉じて比較すると左右で高さの違いと水平方向に左右の像のジャンプが認められた。この後測定で内斜視と上下斜視が検出され測定値を参考に実装検査で度数を割り出した。
視力測定
利目(主位眼) : 左側
右目
裸眼視力 0.05 矯正視力 1.2pXS-3.50C-0.75A105
近見加入 +3.00
プリズム測定結果 BO 4.50⊿ BU 2.50⊿
左目
裸眼視力 0.1 矯正視力 1.2pXS-3.25C-1.00A95
近見加入 +3.00
プリズム測定結果BO 4.50⊿ BD 2.50⊿
遠用 瞳孔間距離 = 65.0mm
両眼視力 1.2 ランドルト環は被ること無く 一つに見え明るく感じる
観察図
白内障の恐れがあるが、視力的には申し分ない状態だと考えられる。定期的に眼科検診を受けておられ本人も支障を感じておられないので心配するほどではなさそうな感じであった。
レンズ設計図
レンズタイプ:中近 累進屈折力レンズ、ブルーカット及び紫外線両面防除
仕上がったレンズと加工後
ユーザー使用後の感想
「装着当初は少し違和感が有ったが、1週後点検時違和感はなくなり快適に見えるようになった」
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