かなり強度の上下斜位矯正

かなり強度の上下斜位矯正

組み立て後の概要

組み立て後の概要

ユーザー 

大阪市内ご在住 女性 事務職

主訴 

上下に像がダブって見える。パソコン業務ができない。

度数

累進屈折力レンズ 中近タイプ
右S―4.00 加入+1.50
BU 10.00⊿
左Sー3.00 加入+1.50
BD 10.00⊿
両眼合わせて20.00⊿の
上下斜位
PD:遠用=65.0
右瞳位置:32.5
右瞳高さ:20.0
左瞳位置:32.5
左瞳高さ:21.0
困窮度
かなり困難な視力状態。
どの様な見え方か?
1)33cm離した書類の文字などは6~7cm上下にズレて2つ見える
2)1M先で見える像は上下垂直に20cmズレて2つ見える。
3)5M先の像は、上下1M垂直に1Mズレて2つ見える(現実にはぼやけて見難い)
調整後ユーザーの感想
無理なくパソコンや手元の書類を読むことが出来るようになった。目も楽である。
レンズ設計図面
レンズ厚み詳細図

レンズ厚み詳細図

レンズレイアウト図

レンズレイアウト

レンズレイアウト

左右レンズの厚み差

左右レンズの厚み差

 

組み立て後の概要

組み立て後の概要

 

上下方向からの厚み説明

上下方向からの厚み説明

 

正面から

正面から

 

右斜め写真

右斜め写真

 

左斜め写真

左斜め写真

レンズ加工難度

眼鏡をただ見た時、レンズ加工の難しさは分かりにくい。このような強度のプリズムレンズを一般眼鏡店は加工する機会が少なく失敗する憂慮のあるレンズである。また見え方に対して「上下プリズム」が左右で20.00⊿(プリズムディオプター)あり累進屈折力レンズ(機能性レンズ)で見えるかどうか?経験がなければ迷う。

特にレンズ加工機にレンズをセットすれば簡単に自動加工可能だと考えるのは素人考えであり、高い確率で加工失敗する可能性の高いレンズである。

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