近視コントロール

近視コントロール

とは、近視の進行を抑制する方法です。小中学生の近視が増えてきて社会問題になってきています。学童時に近視が進み、球面度数がマイナス6.00以上の「強度近視」別の呼び方は「軸性近視」「悪性近視」とも呼ばれ、将来において様々な眼病の原因とされています。一度眼軸が伸びた目は、小さくすることは出来ません。できるだけ若年時に近視進行を抑制するしか方法がありません。

(強度近視が原因で生じる眼病には、黄斑円孔・網膜剥離など、近視の中でも「見る」ために最も重要な「黄斑部」に生じる眼病が起こりやすいとされており、他に緑内障、黄斑変性症、白内障などがある。)

対策

目の調節のラグ・コントロール

「目の調節のラグ」とは、ピントを合わせるため目が力を入れることを指します。この力がかかることにより近方へピントを合わせ文字などを読むことが出来ます。調節力は距離が近くなるほど大きなものになります。調節ラグがあると、ピントが合わず、疲れやすくなったり、近視化を促進することがあるとされています。

昔から「本を読むときあまり近づけて本を読むと近視が進む」ということが言われてきておりますが、これは目の調節のラグを減らすという意味で合っています。

最近の研究で、近視矯正で行われている単焦点レンズによる弱矯正は、逆に近視を進める場合があるという報告が出ています。

実は古くからある

遠くは明瞭によく見え、近くを見る位置の度数は弱矯正で近見調節を少なく楽に見え、疲れにくいレンズがあります。

当方では、過去15年間このレンズを使うことにより多くの方の近視進行を抑えた経験・実績を持ちます。合わせ方にはコツがあります。

ご興味がある方は、お問合せください。

 

言葉の説明

「 近見調節」とは、目が近くの物を見る際に、眼球のレンズの厚みを変えてピントを合わせることです。この調節機能は、輻湊眼球運動、調節、縮瞳の3つの生理学的反応からなります。近見反応とは、接近する物体に対して起こる両眼の視線を一点に向わせる「輻湊眼球運動」、ぼやけた像にピント合わせさせる「調節」および焦点深度を深めるための「縮瞳」の生理学的反応3要素からなります。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました