強度近視 運転免許視力合格

強度近視 運転免許視力合格

運転免許視力

奈良県 74歳 女性

住環境が車なしでは生活ができない。12月免許更新を控え

眼鏡矯正で    右 0.3 左 0.15

コンタクト矯正で 右 0.4 左 0.4

使用中の眼鏡 遠近両用 (あまり良く見えない)

使用中の眼鏡

使用中眼鏡度数

右 矯正視力0.3  X S-7.00C-1.25A105 加入 +3.00

左 矯正視力0.15 X S-6.00C-0.75A85  加入 +3.00

「眼鏡を合わせても視力はあがりません」と言われ失意、娘さんのすすめでご来店。


新しい眼鏡 12月22日 結果:免許視力検査一発合格

ユーザー曰く過去眼鏡を合わせる折度数を強くすると違和感が強く、常に弱い目に合わせてもらった。

今回度数を強めるとよく見えるが強い違和感を訴えたが、プリズム負荷により違和感消失。「違和感なく自然にとてもよく見える」

首位眼 右目

裸眼視力<0.05 矯正視力 0.7 X S-9.25C-1.00A125 BU 1.00⊿ 加入 +1.00

裸眼視力<0.05 矯正視力 0.7 X S-6.75C-0.75A90   BI   1.25⊿ 加入 +1.00

両眼視力 0.8~0.9p

免許更新時必要とする視力0.7を左右それぞれ確保した。しかし斜視補正しない両眼視はランドルト環がダブって見えるため視力は悪い。追加的に行ったプリズム矯正によりランドルト環は色濃く一つに見え両眼視機能が働く事に片眼づゝの視力より更に良い視力0.8~0.9pを得たのを確認。

使用中の眼鏡

使用中の眼鏡

加工直前の概要

加工直前の概要

装着後の中心検査

装着後の中心検査

装着後の写真から少し分かりにくいが、小さなフレームを選択することによりレンズ厚みの左右差はさほど大きくない。加えてレンズ外周は削りっぱなしにすると渦が立ち美感を損ねる為、コバ研磨を施してある。

ビフォー&アフター

 

 

Before&After

Before&After

改善点

以前の眼鏡は度数を考え合わせると大きすぎる。度数を強調しなおかつ輪郭が小さく映り込み美観を損ね重量が10gほど重たい。新しい眼鏡はフレームが顔の輪郭内に収め、その結果度数を強調することなく重量も10g減量されユーザーはフレーム全体の調整により更に受領感が軽減されて装着しているのが分からない程度に軽いと言っていた。

なお、ユーザーの日常生活を考えると近見の度数を減度する必要があり無駄に加齢に応じた近見調節(加)は、遠見度数の左右の度数差が大きすぎるため生じる不正プリズム発生を減じるため最小限に止めた。実装後業務に支障がないことを確認。

日常生活のための眼鏡は、今後の生活上必要が感じられるのであれば調整する旨伝えてある。このような度数の場合遠用と近用を分けて使用する必要がある。下手に強い近見度数加入された遠近両用眼鏡を提供した場合上下斜視をもたらすおそれがあるためである。

12月22日電話連絡

奈良県運転免許試験場にて視力検査合格したとお喜びで明るいお電話。長らく視力の心配のため食事も喉を通らないほど不安で一杯だったのが一瞬にして解き放れたと喜びの声を頂きご本人ともども喜んでいます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました