動体視力 競技用眼鏡
クレー射撃用
概要
クレー射撃では、発射され移動する皿を視認し散弾で撃ち落とす競技は広く知られており、要になるのは「良好な視力」である。高速移動する目標物を的確に視認し銃口を移動体に向け発射される散弾との時間差を瞬時に判断し目標物に当てるスポーツである。
この場合要になる要素:視力=「動体視力」を高める必要がある。動体視力を高めるためには1)視力を矯正 2)斜位があれば矯正し立体視能力を高め対象物の光線収差を抑える工夫などがされる。
来店動機
このケースは、ユーザーが射撃成績を高めるため各種眼鏡を試し使用していたカーブの強い眼鏡が目に合わず異常を感じたためクレー射撃でよく見えず成績が良くない原因を探るためネット検索で「カーブの強いスポーツグラスの平面レンズであろうとレンズカーブにより不必要なプリズム発生の可能性」に関連し斜位のサイトを読み問題解決の相談のためご来店。
眼鏡のプリズム発生も然ることながら、測定の結果、目に内斜位と上下斜位が生じていた。このためプリズム矯正を行った事例である。
内斜位矯正は一般的な使用目的の場合弱い内斜位の場合はあえて矯正しないほうが日常生活上に適する。しかしこの場合競技目的のため遠見を重視し矯正を行った。あわせて検出された上下斜位も矯正した。
日頃眼鏡を掛けない生活をされている。新規制作した眼鏡に慣れる(解析能順応)必要があるため1週間経過観察し度数が合わない場合は作り直しを前提に眼鏡を制作・手渡し。
ユーザー
56歳男性 豊中市ご在住
眼鏡目的
クレー射撃、競技用眼鏡、遠用
利目
右
眼鏡度数
右 裸眼0.1
矯正視力1.2 X S-2.50C-0.75A90
プリズム矯正 BO 0.50⊿ BD 0.75⊿
左 裸眼0.1
矯正視力1.2 X S-2.25
プリズム矯正 BO 0.50⊿ BU 0.75⊿
VA(両眼視力) 2.0
フレーム
持ち込み枠 CASTELLANI
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