子供の弱視治療メガネ

いろんな見え方の不都合に対応した眼鏡

非屈折性調節性内斜視の眼鏡 4歳半

非屈折性調節性内斜視とは 近くを見るとき目が普通の目の内寄せよりさらに内に寄る状態を指します。一般に遠くを見る眼鏡の度数の上に近くを見る度数を加えたレンズを使います。言い換えると遠くの度数より近くのプラス度数を強めたレンズを使います。
レンズについて

もうすぐ中学生

レンズ軽量化 一般既製品を使用した場合 左右両レンズを合わせた加工後の重量:13.6g 薄加工後 左右両レンズを合わせた加工後の重量:8.6gで37%の軽量化 重量、両眼合わせて 5.0g軽くなった。
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小学生 見難い眼鏡を我慢し掛けている 黒板が見ずらい

眼鏡をすぐに外し見えにくいとのご相談でご来店され、使用中の眼鏡2本で矯正視力検査したところ、古い方は0.3 新しい方は0.8だった。このような見えにくい状態は、子供の集中力を削ぎ、学校での学習場面で様々な支障を来す場合が多い。斜視などを含め検査したところ別段大きな異常は検知されず結論として特に某百貨店購入の眼鏡の光学中心や屈折度数が合っておらず、メガネを掛けると視力が抑制されていた。
お目目とレンズの中心の話

成長に伴う変化

写真から従来のレンズ中心では瞳とレンズ中心が合わなくなってきた、成長に伴う変化。
レンズについて

小児 右と左でレンズの性質の違いと大きな度数差

この処方箋の特徴は、右目が「プラス度数」で左目は「近視と乱視と乱視軸度」をあわせた眼鏡を製作する指示で、特徴として「度数の乖離が右左で大きい」右 S+1.25 左 球面等価値 S-1.75(S-1.00C-1.50は乱視度数を1/2し、S-1.00 + S-0.75=S-1.75の球面度数で表しおおよその度数さを知ることができる)したがって 球面度数で 3.00ディオプターの大きな差がある。
レンズについて

小学生メガネ 強度遠視性乱視

レンズ中心とめの中心一致を当店では必ず立証・確認を行っている。無論このケースでも然りで保護者確認も得ている。誰でも我々メガネ業者が中心を合わせるのは当たり前のように思われるかもしれないが実際にはこのような確認が殆ど行われていない実態が業界や眼科にある。あなたが保護者であれば思い出してほしいレンズ中心の確認をご自身の目で見て確認したかどうか?このような強度遠視性乱視の場合、いささかの狂いであろうと副作用を生じさせないため正確さが求められそれが大切な品質でもある。快適で良きせぬ不正斜視が生じないようにとの願いを込め常に行っている作業である。
お目目とレンズの中心の話

貰った処方箋はしっかりと理解しましょう

見逃してはならない日常起こりやすい眼鏡のズレ:仮に、目の中心とレンズ光学中心が何らかの理由でメガネフレームが1cmずれ下がるだけで、左右それぞれで見る対象物の位置が上下にズレてしまいます。専門的には上下の不正プリズムが生じると言い、見ようとする対象物の像が子供から僅か1mのところで両目を開けてみた時高さにおいて7.5cm差が生じることを意味する。
お目目とレンズの中心の話

【ご相談】2歳の子供がメガネを掛けたがらない

赤ちゃんと変わらない難しい年齢だが、最初の眼鏡導入に失敗していると考えられる。この年代の来客が多いが、眼鏡の装着は基本的無理強いせず、短くて1週間~1ヶ月ほど嫌がるなら自分で眼鏡を外すのを自由にさせ、頃合いを見てまた掛けさせる繰り返しを保護者が行い、やがて本人がよく見えると分かれば自ら眼鏡をかけるまで気長に待つのが一般的である。しかしこのケースでは小生の考えでは、強制性の強いバンドと何らかの扱いに依る中心の狂いに依る見え方の悪さから掛けさせようとする行為が一定のトラウマを作り眼鏡装着を忌避させていると考えられる。
レンズについて

【実施例191015】 子供の成長変化

成長により子供の瞳孔間距離は変化する。1年前の瞳孔間距離51.0mmは、一年後54.0mmに変化したため作り直しを眼科から処方され作り直しを行った。屈折度数は変化なく前のままである。右S+8.50C-1.00A180     左S+8.50C-1.00A180       瞳孔間距離: 54mm
子供の弱視治療メガネ

【実施例190202】かなり強度の不同視弱視 5歳

弱視のタイプ : 不同視弱視 左右の度数差が2.00ディオプター以上を不同視と呼ぶが、このケースでは7.75ディオプターの差がありかなり注意を要する。保護者に説明済み。