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難しい眼鏡

2016年5月5日

 難しい眼鏡 

私達は、持てる知識・技能で手助けします・・・苦しさや見え方の悪さ、苦しさなど問題解決するのは、

結局【あなた自身や家族の努力・協力】が救っている・・・これが事実です。

超強度 近視性乱視+斜視 

大阪府ご在住 39歳 男性

某国立大学病院通院中

参考で持参された資料

↓ 右目

緑内障視野検査表

↓ 左目

緑内障視野検査表

 

眼鏡矯正

15年11月~16年5月まで3回眼鏡調整を行い、最終的に本人がよく見え納得できる度数まで時間を掛け調整

右 裸眼視力< 0.05 矯正視力 0.2  XS-16.50C-4.25A180  BI 3.00 ⊿ BU 4.00⊿

左 裸眼視力< 0.05 矯正視力 0.7  XS-17.50C-3.50A180  BI 3.00 ⊿ BD 4.00 ⊿

瞳孔間距離 65.0

 

眼鏡制作概略

↓ ほぼ上部からの撮影
眼鏡矯正

プリズムによる厚みが分り易いよう、斜め上部からの撮影
↓ レンズ外周部は周辺がフラットになっており、掘りこむような形に研磨されているのが分かる。

眼鏡矯正

 

使用レンズの特殊性

この程度強度になると、大きな口径のフレームやレンズは実用性がない。

またレンズ製造上、ツボクリという研磨技法で必要可能な口径に小さく作り出し、必要とする度数を実現している。

レンズは正面方向においてのみ使用する。

まだ若く調節力があるが、スマートフォン等が見難いとのことで適宜、累進屈折力レンズを採用。

ユーザーは同業他社のご子息ですが、この程度の強度近視になると一般的にガラスレンズを使用することが多く、ガラスレンズを使用されてきました。

プラスチックレンズ累進屈折力レンズ使用は、初めてだったとのことでした。

↓プリズム度数を入れた為レンズ外周のフランジ部で厚み差が生じているのが分かる。
加工用の治具をブロックした状態。

プラスチックレンズ累進屈折力レンズ使用

↓左のレンズ(掛けて右)は奥行内側へ分厚く、右のレンズ(掛けて左)は手前内側が分厚くなっている
これは 右 BI 3.00 ⊿ BU 4.00 ⊿ (分かり易くは内側と上方向に分厚くし光線を曲げる)
左 BI 3.00 ⊿ BD 4.00 ⊿(同様に内側と下方向に分厚くし光線を曲げる)

プラスチックレンズ累進屈折力レンズ使用

↓レンズがブロックされた裏側から見たところ。

フレーム口径が小さいため、意図的にレンズ中心をずらし(コンピューター自動処理)治具をブロックした状態。

強力な接着力を持つ最新型接着シートを使用している。

球面度数と乱視度数の度数部分は抉り取るような形で研磨がされているのが分かる。

楕円を描いているが縦と横で曲率半径が異なるのが見て分かる。
レンズがブロックされた裏側から見たところ

↓このような強度な度数のレンズは、いささかでも中心が目に合わないと度数が変化し見え方に変化が生じる為、短期の検査調整は必須です。
強度な度数のレンズ

↓正面からはわかりにくいが 上方或いは下方から見ると右左で厚みの差が生じているのが分かる。

レンズ 厚みの差

上方より
レンズ 厚みの差

下方より
↓装着後の写真
レンズ 装着後の写真

↓フレーム前傾と頂点間距離 補正後
フレーム前傾と頂点間距離 補正後

 

あとがき

メガネでお困りの方全てに共通して言えること・・・
まずご自身が諦めず前向きになんとかしようとネット等で検索し、
訴求するところから、解決へ至っている場合が殆どという感じです。

私達は、持てる知識・技能で手助けしますが・・・

苦しさや見え方の悪さ、苦しさなど問題解決するのは、
結局【あなた自身や家族の努力・協力】が救っている・・・
これが事実です。





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