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【実施例】幾つも遠近眼鏡を作ったがどれもよく見えない

2017年6月12日

大阪府 60歳 男性

主訴 乱視の矯正

2週間前に遠近両用眼鏡を安売りチェーン店で作ったが、依然1メータ先のモニターの文字が読み難く、常に目が疲れる、勘に頼って作業をしている。乱視に問題がある感じでその矯正。

1)使用中の眼鏡

境目のない遠近両用眼鏡を中心を上にしてもらって使っている。(本人の希望で合わせたとの事)

右 S-1.75C-1.25A80  矯正視力 0.7p

左 S-1.75C-1.25A100 矯正視力 0.4

当方の屈折検査

裸眼0.1 矯正1.2XS-1.25C-2.25A80
裸眼0.1 矯正1.2XS-1.25C-2.50A100
外斜視 右 ベースイン 1.00⊿
左 ベースイン 2.50⊿

利き目 右側

当店ご来店2週間前に作った眼鏡

 

度数は前のメガネとほぼ同度数であるが、やはり近くが見えない。

レンズの光学中心と目の中心が有っていない。この程度の度数で近くが見難い場合、原因は2通り考えられる。一つは遠用度数が過矯正、もう一つは斜視、外斜視が考えら、このケースの問題の主因は眼位の問題であった。

使用中の眼鏡に対する考察

1)遠用度数が過矯正気味

当方の測定では球面度数が従来の眼鏡では強すぎた過矯正と思われる。近見調整力のあるうちはこの程度でも支障なかったかもしれないが、ユーザーが希望した遠用中心を上に引き上げたのは強すぎるため近見加入される中用部分に眼鏡店に所望して合わせさせたのは理解できる。

2)眼位

検査前、眼位の異常に気付いた。検査結果外斜視。ユーザーは乱視の改善を望んでいたがよく見えないのはこれが主因。内寄せ輻輳を必要とする中距離から近見まで視線が合わなければ見えにくくなる。

3)乱視

希望していた乱視矯正は、現行の乱視度数とは直接近見に大きな影響は無いと思われるが、無理なく色濃く見える程度に乱視矯正を行った。

眼鏡製作

使えない眼鏡沢山あるとのことで、ユーザーの事情を汲みお気に入りのフレームにレンズを取付作業を行った。

 





 

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