眼震盪 定期点検1週後で眼位変化 目に合ってない

目に合ってない 眼鏡制作後 定期点検1週後に眼位変化 

物が二重に見える、視力が出にくい。色んな所でメガネを作ったがどれもよく見えない、もっと楽に見えるようになり年齢が免許取得年齢になったらバイク免許や自動車免許を取りたい。

大阪府 貝塚市 15歳 男性

来店の動機

母親がグーグル検索でキーワード【眼振盪】で検索で当店を知りご来店

ユーザーのご希望

色んな所でメガネを作ったがどれもよく見えない、もっと楽に見えるようになり年齢が免許取得年齢になったらバイク免許や自動車免許を取りたい。物が二重に見える、視力が出にくい。

裸眼視力矯正視力球面度数乱視度数乱視軸水平斜視垂直斜視
0.10.7-0.50-1.00160BO 0.50⊿BU 1.50⊿
0.10.8p-1.00-1.5015BO 6.00⊿

両眼視力 0.9

アフター(矯正後)

黒板の文字や手元の教科書などが見やすくなった。 

得体の知れないダブリ(複視)は取れた。 

目が楽になって格段とよく見えるようになった。

距離感が分かる。

両眼視すると眼震盪即ち目が左右に揺れるがやや少なくなる傾向だったが、理由はよく分からないが注視すると眼振が減少し時々止まっているのに気付いた。

定期点検 右レンズ瞳孔中心が2㍉内に寄っている 再作の必要性

1週間後の定期点検:内斜位にありがちな遠見の眼位変化が生じている。

過去眼震盪(眼振盪)矯正のケースでは殆どの場合内斜視が多く見受けられ、このケースも例外でなく水平と垂直斜視が認められ矯正を行った。いつも通りプリズム矯正後の眼位変化を予期し測定を行っていたにも拘らず、装着後一週間後の定期点検で眼位の変化が写真上のように認められ目の中心が内側に移動し眼に合っていなことが観察された。

レンズの作り直し(無料保証)を行った。

眼位変化

眼位変化ユーザーは全く気が付いないし今回の眼鏡の見え方で満足であるとするが、使用したレンズが近視進行予防用レンズで、近方視に対する近用アイポイントにインセットという眼の生理的な輻輳が考慮されたレンズデザインが施されており、遠用中心が合わないということは近方視したとき眼位輻輳にそぐわなくなる。本人が気づかずとも補正するのが我々の責務であるのは言うまでもなく、常に虚心坦懐を心に留め詳しく観察するべきと改めて思った。

測定時被検者が注視することに慣れずぼやっーと見ている場合に起こりうることが原因か・・・と考えられる。

ユーザーが気が付かなくとも目に合っていないものはあくまでも合っていない。その場しのぎの言い訳無用。合わない前レンズは破棄し作り直し。

定期点検

一年後 2018/07/07 両眼視力 0.9~1.0p 日常生活に支障がなく見えている

ユーザーの声「よく見えるようになった。」

2020年大学入試合格

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