星野 龍一

検査法

自他覚視軸測定装置使用の実際

自他覚視軸測定装置使用について解説するページ。星野龍一の日本眼鏡学会発表をまとめました。目次は以下の通り。1.序論、2.現状、3.本装置測定の原理、幾何光学の基礎、4.装置の概要、5.自他覚視軸測定装置実施例、6.実施例、調整後の患者感想、8.近見測定時の風景、9.被検者の総括、10.その他 特殊例、11.進みすぎたレンズ供給、12.外国で作られた眼鏡の例、13.考察。
いろんな見え方の不都合に対応した眼鏡

【実施例】幾つも遠近眼鏡を作ったがどれもよく見えない

幾つも遠近眼鏡を作ったがどれもよく見えない。よく見えない原因は斜視が原因であった。矯正後違和感なく昔のようによく見えるようになった。改善点 レンズの光学中心と目の中心があっていない。これを正確に合わせ、本人の目で中心一致を確認。主因 1)遠用度数が過矯正 2)斜視、外斜位  このケースの見えにくい原因は、隠れた外斜位が主因。遠くはなんとか見えるが、近くを見る時視線が内側内転し文字などに目の向きが合わせられないために文字などが見えにくかった。ユーザーの訴えていた、1)1メータ先のPCのモニターの文字が読み難い、2)目の疲れ、3)勘に頼る作業4)乱視矯正で色濃くはっきり見える等解決出来た。
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チタニューム物語  

チタンは長い間、純度の高いものを取り出すことができず、工業生産が始まったのが、発見から約1世紀半経った1946年だった。 その後、チタンの物理・化学的性質が明らかになるにつれて、「タイタン」の名にふさわしい有用性の高い脅威の金属であることが判明。
子供の弱視治療メガネ

ぶっ壊れた 子供メガネ

レンズはフラットな非球面レンズからオーソドックスな球面タイプに切り替え。これは過去の経験から球面レンズのほうが弱視治療期間が早くが曲率が目に近いことによる。経験的に見て高価な非球面レンズが必ずしも弱視治療に良い結果を生むとは限らない。
複視(斜視)矯正現場より

レンズ度数タイプが右左極端に異なるレンズ

レンズタイプが右左極端に異なるレンズ 不同視と外斜視 大きな度数差。レンズ中心が目と合わないとユーザーはたちまち違和感を覚える、難しい眼鏡です。度数を遠くに合わせてしまうとよく見える半面、手元や日常生活で不便が生じるため、必要最低限手元が見えるように工夫したレンズを使用。
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ユーザーがよく「乱視 なのですが・・・」 Are you 乱視 ?

Are you 乱視?その便利な言葉、検査してみないとわからない。乱視も斜視も像が【像がダブル、ぼやけて見える】共通点。しかし それは 斜視だった。
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見えるよろこび

ノバルティスファーマーの「 見えるよろこび 」に掲載されました。
強度近視・遠視・乱視の実施例

車がないとたちまち 生活に大きな支障 が

黄斑円孔と網膜剥離の既往歴のある患者。運転免許がないと生活に大きな支障。
子供の弱視治療メガネ

子供メガネ 軽く安全に

レンズ外周は鏡面研磨を施してあります。フェイルセーフ:思わぬ力が加わった場合フレームリムから滑り抜ける、抜け落ちる工夫です。子供の場合何が起こるかわからないため、そのための対策です。 子供メガネは、眼鏡を作ってから以後の光学中心が目と合っているかが大切。 眼鏡店としては、眼鏡を作って販売するという一期一会であれば楽です。目的とした治療期間が限られている弱視治療が終わるまで、後の維持管理が非常に大切な治療用眼鏡で定期点検は口でいうほど簡単なものでない。 例えば、子供が掛けている眼鏡のレンズ光学中心が子供の目と合っているか?確信を持てる親が居てるでしょうか? 我々専門でも掛けている眼鏡をレンズメーターで中心を特定しマーキングし眼鏡を実装させなければ分からない事です。作って渡したから安心などとはとても言えません。 問題とする相手のレンズは透明でどこに中心があるか?誰も目で見て目と合っているかわからない・・・それがレンズで弱視治療のエンジン。
遠近・中近・近々の両用

遠くがボヤケて仕方ない、文字も読めない

なんとか運転しているがぼやけて仕方ない、文字も読めない。外斜位と上下斜位が適切に合わせられてなかった。矯正後経過追跡する定期点検でおおよそ提起された眼鏡の問題は解決し、快適にご使用されている。